長期株式投資の魔術

magic

株式のリターン

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出所 株式投資 ジェレミー・シーゲル著

 

まずもう一度有名なこの表を復習しておきましょう。

長期投資において、株式は、上下が大きい(ボラティリティが高い)ですが、圧倒的なリターンをもたらしています。

逆に預金のまま持っていると、ドルの価値はどんどん下がっていきます。

小生は、この図を見て、株式投資をしなければならないと思いました。

長期投資でリスクが下がる

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出所 株式投資 ジェレミー・シーゲル著 

 

上の表は、株式保有期間ごとにリスクとリターンをまとめたものです。

株式の保有期間が長くなればなるほど、リスクが下がっている(グラフが左に移動している)ことがわかります。

これは、株価はランダムウォークであり、短期的にはボラティリティがあるが、平均回帰の力が働き、ボラティリティが軽減されることに起因されるとされています。

長期投資で有名なドル・コスト平均法というテクニック

 

ドルコスト平均法の本質は、価格下落に対するヘッジです。

 

株価が右肩上がりであれば、最初に元本を投資してしまった方がリターンが大きくなります。

つまり、ドルコスト平均法はリターンを減少させてしまう恐れがあります。

ドル・コスト平均法は基本的には、下がっている株式を買うこと(ナンピン買い)によって、初めて効果があります。

株価が、下がっている時に株を買い取得単価を下げる場合によってのみ、取得単価を下げる効果があり、再び株価が上昇しなければ意味がありません。

結構条件が厳しいですよね。

ドル・コスト平均法は、必ずしも良い投資法ではないです。

ドル・コスト平均法のメリット

投資判断をする必要がない

少額での投資が可能となる

 

ドル・コスト平均法のメリットは、機械的に株を買う仕組みを作ることによって、投資判断を行う必要がないということです。

人間は、上がっている割高な株を掴みに行き、下がっている割安な株には手を出さない傾向があります。

これを防ぐには、タイミング売買は基本的に行わず、自分でルールを決めて、売買を行うことが重要と考えます。

ドル・コスト平均法で投資を行うことによって市場の上げ下げに一喜一憂することなく、淡々と投資を続けていくことが可能となります。

もうひとつのメリットは、少額から投資を始めることができるということです。

ローンを組んだり、月々の支払いを少額にすることによって、住宅や車、生命保険のような高額な商品を買うことが可能となります。

つまり、まとまったお金がない人でも、投資を始めることができる投資法であるといえると思います。

ドル・コスト平均法のデメリット

利益が減る 損失が減る

・後の方に投資した元本は、リスクが上がる

 

利益、損失が減るのは、デメリットでもあり、メリットですね。

ドル・コスト平均法は、平均取得を下げる投資法ではなく、平均取得金額を均す投資法です。

株価は、ランダムウォーク(上がったり下がったりするかはわからない)なので、損失が大きく出てしまう場合があります。

平均取得を均すことによって、利益、損失を減らします。

人は、損失は同じ額の利益の2.5倍程度大きく感じるとされています。(損失回避願望)

損失が減るのは、メリットかもしれません。

そして、ドル・コスト平均法で、後で投資した元本になるほど、長期投資の魔術が効かない、つまりリスクが上昇してしまいます。

まとめ

長期投資は、リスクを下げることができる魔術。

ドルコスト平均法は、心理的な面でメリットがある。

自動的な売買が行える仕組みとして組み込むのはありだと思います。

私も、毎日SBI銀行の外貨積み立てをドル・コスト平均法を用いて行い、定期的に株式を購入しています。